2026/10/02 基板製造

基板の材料不足で納期が出ない・値上げが続くときの対策|海外工場での生産という選択肢

基板の材料不足|納期が出ない・値上げが続くときの対策

AI需要の影響で基板の材料不足が深刻化し、リピート品の納期が出ない・値上げが続く状況が起きています。国内で6か月以上と言われた基板の事例とあわせ、最短1か月(仕様による)で納品できる海外工場での生産という対策を解説します。

「国内の工場に発注したら、納期が半年以上かかると言われた」「リピート品なのに、急に納期が出なくなった」「値上げの連絡が何度も来る」。いま、多くの購買・調達担当者がこうした問題に直面しています。

原因は、AI関連の需要増に伴う基板の材料不足です。コロナ禍のときよりも厳しい状況と言われています。

この記事では、基板の調達で何が起きているのかと、弊社が実際に行っている対策「海外の取引工場での生産」について、事例を交えてご説明します。

基板の材料不足で、いま何が起きているのか

基板の材料不足で納期が出ない状況のイメージ

現在の基板の調達難は、大きく2つの段階で起きています。

  1. 基材が手に入らない:基板の材料となる基材の入手に、3〜6か月かかると言われています。今後さらに悪化する見込みです。
  2. 製造の順番待ち:基材が手に入っても、今度は基板工場での製造の順番待ちが発生します。

そのため、工場によっては、以前に製造したことのあるリピート品でさえ納期が出ない事態が起きています。基板のコストも、年に何度も上がっています。

また、この状況は、特定の業種や会社だけの問題ではありません。日本のどのお客様にも同じことが起きており、業界では2027年まで続くと言われています。

基板の材料不足への対策:海外の取引工場での生産

弊社は海外にも取引工場があります。そのため、国内で納期が出ない案件は、海外の取引工場で生産しています。

  • コスト:お客様のご予算に合わせて調整します。値上がりが続く中でも、コストを大きく上げずに製造できるケースがあります。
  • 納期:国内で納期が出ない場合でも、最短1か月(仕様による)で製造できます。
  • 工場の選び方:仕様だけでなく、納期や費用など、それぞれの面でお客様のご要望をかなえられる工場を選びます。

海外工場でも品質を確保するための取り組み

製造前の基板を確認する作業のイメージ

海外の工場に任せることに不安を感じる方もいらっしゃると思います。弊社では、次の流れで品質を確保しています。

  • 製造前:工場と事前に仕様の認識合わせを行います。
  • 納品前:製造した基板は弊社に到着後、目視検査を行ってからお客様に納品します。
  • 問題があった場合:製造後に問題が見つかった場合は、大至急、再製作します。

事例:国内で6か月以上と言われた基板を海外工場での生産で納品

「国内の工場で納期が6か月以上かかると言われた。何とかならないか」というご相談をいただいた事例です。

項目内容
基板の仕様6層・貫通基板
数量1000pcs
国内で言われた納期6か月以上
弊社の対応海外の取引工場で生産
納期の目安最短1か月(仕様による)

このように、リピート品や量産品で国内の納期が大きく延びている場合は、海外工場での生産によって状況を改善できる可能性があります。

こんなときは海外工場での生産をご検討ください

  • 国内の工場で、リピート品の納期が出ない、または大幅に延びると言われた
  • 値上がりが続き、予算内での調達が難しくなっている
  • 納期を早めたいが、コストは大きく上げたくない

ご相談から納品までの流れ

  1. ご相談:図面・仕様書・数量をメールでお送りください。打ち合わせは必須ではありません。完璧な資料がなくても、電話またはメールで現状をお伺いします。
  2. お見積り:見積期間は基本3日です(部品の種類が多い場合などは、時間がかかることがあります)。
  3. 工場との仕様の認識合わせ:取引工場と仕様をすり合わせたうえでご案内します。
  4. 製造・検査・納品:弊社に到着後、目視検査を行ってから納品します。

納期が出ない基板のご相談は株式会社HSETへ

「国内で納期が出ない」「値上げが続いて困っている」。そんなときは、まずは現状をお聞かせください。仕様と希望の納期を確認したうえで、進め方をご案内します。

▶ お問い合わせはこちら(お電話は平日9:00〜18:00)

まとめ

  • AI関連の需要増で基板の材料不足が起き、基材の入手に3〜6か月、さらに製造の順番待ちが発生しています。
  • 業界では、この状況が2027年まで続くと言われています。
  • 弊社は海外の取引工場での生産により、コストを大きく上げずに、最短1か月(仕様による)で製造しています。
  • 仕様の事前の認識合わせと、到着後の目視検査で品質を確認しています。
  • 国内で6か月以上と言われた基板を、海外工場での生産で納品した事例があります。

株式会社HSETについて

株式会社HSETは、電子基板の開発設計から部材手配、基板実装、製品組み立てまで一貫して対応しています。他社で断られた案件のご相談も受け付けており、全国からのご相談に対応しています。

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よくある質問

海外工場で生産した場合、コストはどのくらいになりますか?

お客様のご予算に合わせて調整し、個別にお見積りします。

見積にはどのくらいかかりますか?

基本3日です。図面・仕様書・数量をメールでお送りいただければ、打ち合わせなしで見積を作成できます。

製造後に問題が見つかった場合はどうなりますか?

大至急、再製作します。納品前には、弊社で目視検査を行っています。

材料不足はいつまで続きますか?

業界では、2027年まで続くと言われています。