2026/09/03 基板製造

他社に断られたプリント基板の依頼を受け付ける専門サービス

納期・少量・特殊基板を理由に断られたプリント基板の依頼を、株式会社HSETが引き受けます。断られた背景と受注判断の基準、実際の納品事例、費用の考え方、問い合わせ手順を具体的に解説します。

「他社に断られてしまったが、どうしても期日までに基板が必要だ」「1枚だけの試作なので受けてもらえなかった」「アルミ基板や厚銅基板で対応できる業者が見つからない」——こうした状況で株式会社HSETにお問い合わせいただくケースが多くあります。

断られる理由は大きく三つに分類されます。①納期が短すぎる、②数量が少なすぎる、③基板の仕様が特殊すぎる、です。HSETはこれらの案件を専門的に受け付けており、問い合わせから見積提出、製造着手、納品まで一貫して対応します。本記事では、断られやすい案件の具体的な条件と、HSETがどのように引き受けるかを詳しく説明します。

他社が断る三つの理由

プリント基板の発注で断られる場面には、共通したパターンがあります。それぞれの理由と、HSETが対応できる範囲を整理します。

・納期が短い:基板製作+実装(部品手配込み)で2〜3週間、生板のみであれば数日という依頼が寄せられます。多くの業者は標準工程に合わない短納期案件を断りますが、HSETでは問い合わせ時点からスピーディーに見積を提出し、発注確定後すぐにデータ確認・製造着手へ移ります。
・数量が少ない:1枚〜5枚という少量案件はロット単価が合わないとして断られることが多いです。HSETは1枚からの受注を前提としており、少量であること自体を断る理由にしません。
・基板が特殊:アルミ基板、厚銅基板、FR-1基板など、標準的なFR-4以外の基材を使用する案件は対応できる業者が限られます。HSETは基本的にこれらの特殊基板に対応しています。

HSETが断る判断基準

HSETが受注を断るのは、物理的に製造が間に合わないと判断される場合に限られます。具体的には以下の二つです。

一つ目は、納期があまりにも現実的ではないケースです。生板のみであれば最短2〜3日、実装込みであればさらに2〜3日が加わるのが標準的な工程です。発注から1日で基板製造を完了するような要求は、製造工程上対応できません。

二つ目は、発送期間を考慮しても間に合わないケースです。製造が完了しても、物理的な輸送時間が必要です。期日から逆算して発送時間を確保できない場合は、受注前にその旨をお伝えします。

逆に言えば、これら以外の条件——少量・特殊基板・設計図が揃っていない状態——は断る理由にはなりません。設計図がない場合でも、現物・手書き構想図・仕様メモ・データシート・既存品の写真などから確認を始めることができます。

実際の納品事例:100台・短納期での対応

以下は実際に対応した案件の概要です。

【案件概要】 ・基板仕様:両面基板、120×95mm ・製造数量:合計100台(部品調達込み) ・発注日:7月19日 ・納品日:8月5日

かなりの短納期案件でしたが、お問い合わせ時点からスピーディーに対応し、迅速に見積を提出しました。製造にも即座に着手し、最終的にはハンドリングでお客様の元へ直接持ち込む形で納品を完了しました。

この事例のように、通常の発注ルートでは間に合わないと判断されるケースでも、問い合わせから納品までの各工程を最短化することで対応できる場合があります。まず相談いただくことが重要です。

費用に影響する条件

他社に断られた案件を受け付ける場合、標準的な案件と比べて費用が変動することがあります。主な変動要因は以下のとおりです。

・特急対応:納期を短縮するために特急費用が発生する場合があります。どの程度短縮するかによって費用が変わります。
・少量製造:1枚〜5枚といった少量の場合、製造単価が高くなります。ロット数が増えるほど単価は下がります。
・基板仕様:層数やサイズによっても費用は変動します。アルミ基板・厚銅基板・FR-1基板などの特殊基材は標準基材と費用が異なります。

まずはお問い合わせください

他社に断られた案件でも、まずHSETへご相談ください。お問い合わせいただいた後、お客様のご希望期日までに見積を提出します。発注確定後はすぐにデータ確認・製造着手へ移ります。

お問い合わせはこちら:https://240search.net/contact

問い合わせ時に伝える情報

スムーズに見積を進めるために、以下の情報をお問い合わせ時にご用意いただくと対応が早くなります。設計図が揃っていない場合でも、わかる範囲でお伝えいただければ確認を始めることができます。

・基板仕様:層数、板厚、基材、サイズ、レジスト、シルク、銅箔厚、表面処理
・実装条件(実装が必要な場合):片面または両面、使用はんだ、部品点数
・希望数量と納期

製造中に発生しうる問題と対応

製造を進める中で、設計上の問題により実装時に不具合が発生する場合や、支給部品に不備が発生する場合があります。

部品に関しては、代替部品の提案を行う場合と、お客様にご支給いただけるかを確認する場合があります。問題が発生した際は、その都度お客様にご連絡した上で対応方針を確認します。

まとめ

他社にプリント基板の依頼を断られる主な理由は、納期・少量・特殊基板の三つです。HSETはこれらの案件を専門的に受け付けており、1枚からの少量製造、アルミ基板・厚銅基板・FR-1基板への対応、短納期への特急対応が可能です。断るのは物理的に製造が間に合わない場合のみです。

断られた案件を抱えている場合は、まずお問い合わせください。問い合わせから見積提出、製造着手、納品まで一貫して対応します。

株式会社HSETについて

株式会社HSETは愛知県北名古屋市に拠点を置く、プリント基板の製造・実装を手がける会社です。他社に断られた案件の相談を受け付けており、設計図が揃っていない段階からでも対応します。
お問い合わせ:https://240search.net/contact/
ブログ一覧:https://240search.net/blog/

よくある質問

生板のみの場合、最短で何日で製造できますか?

生板のみであれば最短2〜3日が基本です。発注から1日での製造完了は工程上対応できませんが、特急費用をご負担いただくことで納期を短縮できる場合があります。

1枚だけの試作でも受け付けてもらえますか?

1枚からの受注に対応しています。少量の場合は製造単価が高くなりますが、数量が少ないこと自体を断る理由にはしていません。

アルミ基板や厚銅基板にも対応していますか?

アルミ基板・厚銅基板・FR-1基板といった特殊基材に対応しています。これらの基板は対応業者が限られますが、HSETでは基本的に受け付けています。

部品調達込みの依頼はできますか?

部品調達込みの依頼を受け付けています。基板製作+実装(部品手配込み)で2〜3週間程度のケースがあります。部品に不備が発生した場合は、代替部品の提案またはお客様からのご支給をご相談します。