基板に合わせたケース加工を依頼したい方へ。既製品ケースの追加工から特注サイズまで、1個から対応します。相談に必要なものと、基板と並行して進めるメリットを解説します。
基板はできたのに、入れるケースがない。既製品のケースに、コネクタやスイッチ用の穴を開けたい。1個だけなので、引き受けてくれるところが見つからない。そんなときは、株式会社HSETにご相談ください。
弊社では、基板に合わせたケース加工の依頼を、1個から受け付けています。この記事では、対応できる範囲、相談のときに必要なもの、依頼の流れを解説します。
ケース加工で対応できる範囲

- 既製品ケースの追加工から特注サイズまで
- 素材:プラスチック、アルミ、ステンレスなどから選べます。
- 数量:1個・数個の少量からお受けしています。金型を使わない中量産も、切削加工で対応します。
- 工程:仕様検討・加工図面の作成から、切削・表面処理、印字・ユニット組立、全数検査まで対応します。
これまでに、制御機器のケース加工などに対応した実績があります。
基板と並行して進められるので「ケースに入らない」を防げる
弊社は、基板の設計・実装も手がけています。基板の設計と並行してケース加工を進められるため、「基板がケースに入らない」といったトラブルを防げます。
ケース加工の依頼で必要なもの
| 段階 | 必要なもの |
|---|---|
| ご相談 | 実装図やイメージ図があると、相談を進めやすくなります |
| 加工 | 加工図面(加工の位置などを決めるため) |
加工の図面がないと、加工の位置などが分からないため、加工そのものは難しくなります。加工の可否は、加工図面をもとに確認してご案内します。
依頼の流れ

- ご相談:実装図やイメージ図をもとに、ご要望をお伺いします。
- 仕様検討・加工図面の作成
- お見積り:見積期間は基本3日です。
- 切削・表面処理
- 印字・ユニット組立
- 全数検査・納品
費用について
費用は、素材や加工内容、数量などによって変わります。具体的な金額は個別にお見積りします。
ケース加工は株式会社HSETにご相談ください
「1個だけ加工したい」「既製品のケースに穴を開けたい」「基板と一緒に進めたい」。そんなときは、まずはご連絡ください。完璧な資料がなくても、電話またはメールで現状をお伺いします。
▶ お問い合わせはこちら(お電話は平日9:00〜18:00)
まとめ
- 既製品ケースの追加工から特注サイズまで、1個から対応します。
- プラスチック・アルミ・ステンレスなどの素材に対応します。
- 基板の設計と並行して進められるので、「ケースに入らない」を防げます。
- 相談は実装図やイメージ図から。加工には加工図面が必要です。
- 制御機器のケース加工などに対応した実績があります。
株式会社HSETについて
株式会社HSETは、電子基板の開発設計から部材手配、基板実装、製品組み立てまで一貫して対応しています。他社で断られた案件のご相談も受け付けており、全国からのご相談に対応しています。
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よくある質問
1個だけでも依頼できますか?
はい。1個・数個の少量でもお受けしています。
図面がなくても相談できますか?
実装図やイメージ図があれば、相談を進めやすくなります。ただし、加工には加工図面が必要です。
どんな素材に対応していますか?
プラスチック、アルミ、ステンレスなどに対応しています。
既製品のケースに穴を開けるだけでも頼めますか?
はい。既製品ケースの追加工にも対応しています。
基板と一緒に依頼できますか?
はい。基板の設計と並行してケース加工を進められます。
電子機器の開発受託を検討中の方へ。株式会社HSETは回路設計・基板実装・筐体設計・完成品組立まで一括窓口で対応。構想段階の相談から量産移行まで、国内外20〜30社のパートナーと連携して進めます。
「電子機器の開発を外部に依頼したいが、どこに何を頼めばいいか分からない」「回路設計だけ、基板実装だけと分けて発注するのが手間になっている」——そうした課題を抱える企業担当者の方は少なくありません。
株式会社HSET(愛知県北名古屋市)は、電子機器開発の受託において、回路設計・基板実装・筐体設計・完成品組立まで、すべてを一括窓口として管理・対応しています。依頼元は窓口をHSET一社に絞るだけで、開発全体が動き出します。
また、要求仕様書や回路図が整っていない段階でも相談を受け付けており、「こうしたい」という構想すら固まっていない課題だけある状態からでも対応しています。
HSETのワンストップ体制:窓口から品質管理まで社内完結
HSETは、開発受託の実務を国内外20〜30社のパートナーネットワークを通じて遂行しています。パートナーが担う工程は以下のとおりです。
・回路設計
・基板実装
・筐体設計
・完成品組立
ただし、品質管理・進捗管理はHSET社内で一元的に行っています。依頼元企業がパートナー各社と個別にやり取りする必要はなく、HSETが全体を統括します。
「複数の外注先を自社で管理する工数を削減したい」「開発の進捗が見えにくい」という問題は、この体制によって解消されます。依頼元は仕様や要望をHSETに伝えるだけで、設計から組立まで一貫して進行します。
受け入れ判断の基準:物理的に不可能でなければ対応可能
HSETが受け入れを断るケースは、物理的に実現不可能な条件に限られます。具体的には、納期面での物理的な不可能と、ターゲットコストとの大きな乖離がある場合です。
逆に言えば、これら以外の条件であれば、基本的に受け入れ可能というスタンスで相談に応じています。業界・用途・基板の種類による制限は設けておらず、製造業やEMSをはじめ、医療・検査・産業機器など多業界にわたる実績があります。
「他社に断られた」「特殊な仕様で引き受けてもらえるか不安」という場合でも、まず相談することで、実現可能かどうかの判断を得られます。
依頼時に用意するもの:回路図がなくても、構想だけでも相談できる
HSETへの依頼にあたって、最初から要求仕様書や回路図が揃っている必要はありません。実際の依頼形態は以下のように幅があります。
・回路図がある状態での依頼
・回路図がない状態での依頼
・口頭のみでの依頼
ベストな状態は「用途・目的が決まっており、要求仕様書やイメージしている製品・基板がある」ことですが、これは必須条件ではありません。
予算が決まっている場合は、予算内で対応できるかも含めて相談に乗ります。予算が未定の場合も相談は可能です。
さらに、「こうしたい」という構想すら固まっていない、課題だけがある段階でも受け付けています。何をどう整理すればよいか分からない状態であっても、HSETに伝えることから始められます。
開発の流れ:相談から量産移行まで
HSETへの依頼から量産移行までの標準的な流れは以下のとおりです。
・相談・要件共有:用途・目的・仕様・予算・納期のうち決まっているものを共有します。口頭のみ、構想段階でも受け付けます。
・要求仕様の整理・見積:HSETが内容を整理し、対応可否・スケジュール・費用感を提示します。
・試作:パートナーネットワークを活用して試作を進めます。案件によって3カ月程度で試作を完了するものもあれば、1年程度かけて試作するものもあります。所要期間は仕様の複雑さや確認工程によって異なります。
・試作品確認:納品した試作品を依頼元が確認します。
・量産移行:試作品の確認が完了した後、量産製造へ移行します。基板の量産製造まで一貫して対応します。
実績のある開発領域
HSETがこれまで対応してきた開発受託の実例は以下のとおりです。いずれも回路設計から量産製造まで一貫して対応しています。
・自動販売機の制御基板の開発
・医療関連の制御基板
・検査装置
・産業機器向けの基板
製造業やEMSからの依頼実績もあります。特定の業界・用途に限定した受託ではなく、幅広い領域で対応してきた背景から、初めての業界からの依頼にも対応できます。
まずは現状をそのままお伝えください
仕様書が整っていなくても、回路図がなくても、構想段階でも相談を受け付けています。「こういう課題がある」「こんなものを作りたい」という段階から、HSETへご連絡ください。
お問い合わせはこちら:https://240search.net/contact
まとめ:電子機器開発受託の依頼先を探している方へ
株式会社HSETへの電子機器開発受託依頼のポイントを整理します。
・回路設計・基板実装・筐体設計・完成品組立まで、窓口はHSET一社
・品質管理・進捗管理はHSET社内で実施
・国内外20〜30社のパートナーネットワークで実務を遂行
・物理的に不可能な条件(納期・コストの大きな乖離)以外は受け入れ可能
・回路図なし・口頭のみ・課題だけある状態からでも相談可能
・試作完了後に確認いただき、量産へ移行
「他社に断られた」「どこに相談すればいいか分からない」という状況でも、まずHSETへご連絡ください。
株式会社HSETについて
株式会社HSETは愛知県北名古屋市に拠点を置く電子機器開発の受託会社です。回路設計から基板実装・筐体設計・完成品組立まで一括対応し、品質管理・進捗管理を社内で担います。
お問い合わせ:https://240search.net/contact
コラム一覧:https://240search.net/blog/
よくある質問
回路図や仕様書がない状態でも依頼できますか?
はい、対応しています。回路図がある場合・ない場合・口頭のみの場合、いずれも受け付けています。用途・目的が決まっていれば共有いただくとスムーズですが、必須ではありません。課題だけある段階からでも相談可能です。
どのような業界・用途の開発を受け付けていますか?
自動販売機の制御基板・医療関連の制御基板・検査装置・産業機器向け基板など、多業界の実績があります。物理的に不可能な納期やコスト条件でない限り、業界・用途による制限は設けていません。
試作から量産まで一貫して依頼できますか?
はい、基板の量産製造まで一貫して対応しています。試作品を納めて確認いただいた後、量産へ移行する流れです。試作の所要期間は案件によって3カ月程度から1年程度まで幅があります。
予算が決まっていない段階でも相談できますか?
はい、相談可能です。予算がある場合は予算内で対応できるかも含めて検討します。予算が未定の場合も、まず要件を共有いただければ対応の可否や費用感についてお伝えします。
プリント基板の製作を分散発注から一貫対応に切り替えると、納期・コミュニケーション・トラブル防止の面で大きな差が生まれます。設計・部品調達・実装・完成品組立まで一社完結できる理由と、依頼時に必要な情報を具体的に解説します。
「設計会社・基板屋・部品商社・実装屋をそれぞれ手配しているが、工程間の調整に追われて本業に集中できない」「各社の間で板挟みになり、トラブルの原因特定だけで時間を消耗している」――プリント基板の製作を複数社に分散発注している企業様から、こうした声をよく伺います。
株式会社HSET(愛知県北名古屋市)では、開発設計・アートワーク設計から部品調達、生基板製造、SMT/DIP実装、ケース加工・ハーネス加工、完成品組立・検査まで、プリント基板に関わる工程を一貫して対応しています。本記事では、一貫対応(ワンストップ)と分散発注の違いを具体的に整理し、依頼時に必要な情報や実際の対応事例をご紹介します。
分散発注と一貫対応の違い

HSETが社内で完結できる工程
弊社が自社内で対応している工程は以下のとおりです。外部協力先に委託する工程についても、弊社が窓口となって一元管理しますので、お客様が個別に工場を手配する必要はありません。
・開発設計・アートワーク設計:専任技術者が回路設計とCADレイアウト設計を担当します。対応CADはCR8000・PADS・Altium・Allegroなど主要ツールに対応しており、設計データがない状態からでも対応可能です。
・部品調達:国内外の独自ネットワークを活用して電子部品を調達します。入手困難品・製造中止品(EOL)が含まれる場合も、代替品の選定・海外流通ルートからの確保まで弊社が対応します。
・製品組み立て・検査:半完成品・完成品の組付けに加え、ICT検査・FCT検査を自社で実施します。動作確認まで完了した状態での納品が可能です。
・各種加工・治具対応:フローパレットの設計・製作、ケース加工、簡易改修、BGA付け替え作業に対応しています。基板単体にとどまらず、ユニット・完成品レベルでの対応が可能です。
外部協力先と連携する工程
生基板(裸基板)の製造は国内外の専門基板製造工場へ委託しています。また、量産仕様や専用ラインを要する大型・高密度SMT実装は、専門の実装ラインを持つ協力先と連携します。いずれも弊社が発注・品質管理・スケジュール管理を一括して行うため、お客様の窓口は弊社1社です。試作・手修正・改修については社内および協力先と連携して対応します。
対応可否と費用に影響する主な条件
ご依頼の内容によって対応範囲・費用・納期が変わる主な条件を以下に整理します。仕様が未確定の段階でも相談を受け付けていますので、まずは現状をそのままお伝えください。
・ロット数:試作1〜2台の極小ロットから中ロット量産まで対応しています。極小ロットはセッティング費の割合が大きくなりますが、量産時は単価を大幅に抑えられます。
・基板層数・仕様:片面・両面から高多層(4〜12層以上)、ビルドアップ、アルミ基板、フレキシブル基板(FPC)まで対応しています。層数の増加や特殊板厚・銅箔厚・極小ピッチパターンは製造コストと納期に影響します。
・部品調達の難易度:入手困難品やEOL品が含まれる場合、代替品選定・海外流通ルートからの調達が必要となり、調査工数・部品単価・リードタイムに反映されます。
・スケジュール(納期):試作を最短で納品する特急対応も可能です。製造ラインの特急枠確保や航空便手配が必要な場合は費用が変動します。
初回依頼時に必要な情報
初回のご相談時にご用意いただけると、スムーズに見積もり・仕様確認を進められる情報をまとめます。ただし、すべてが揃っていなくても相談は受け付けています。設計データがない段階でも、現物サンプル・手書きの仕様メモ・アイデアの構想から確認を始めることができます。
・設計データ・図面:回路図(CADデータまたはPDF)、ガーバーデータ(アートワーク済みの場合)、基板外形図。データがない場合は現物や写真でも対応可能です。
・部品表(BOM):メーカー名・品名(型番)・定格・実装数量・指定代替品の可否。手元にある範囲で構いません。
・仕様書・指示書:層数・板厚・表面処理(鉛フリーはんだ・金めっき等)・レジスト色・シルク色。未決定の項目は弊社担当者と一緒に整理します。
・数量・ご希望納期:試作台数・将来的な量産予定数・ご納品希望日。「いつまでに試作品が必要か」だけでも構いません。
・現物サンプルの有無:改修案件や既存品からの起こし(リバースエンジニアリング)の場合は現物・写真・手書きメモをご用意ください。
一貫対応の実例:産業用検査装置のメイン基板・ユニット更新
弊社が実際に対応した事例として、精密機器・検査装置メーカー様からご依頼いただいたインライン画像検査装置のメイン制御ユニット更新をご紹介します。
対象は4層基板で、試作5台からスタートし、中ロット100台展開を見据えた案件でした。対応した工程は、回路設計の最適化・アートワーク設計(CAD)・電子部品の全調達・生基板製造・SMT/DIP実装・専用フローパレット設計製作・ケース追加加工・各種ハーネス加工・FCT動作検査・完成品組立まで全工程です。仕様打ち合わせから完成品納品まで約1.5ヶ月で対応しました。
一貫対応によって解決できた課題は主に3点です。
第一に、長納期部品のボトルネック解消です。主要部品の納期がネックとなっていたため、アートワーク設計と並行して国内外ネットワークから代替部品を先行選定・確保し、開発期間を大幅に短縮しました。
第二に、試作・組立時のトラブルゼロ化です。設計段階から実装パターン・ケース収まり・ハーネス取り回しを考慮したことで、試作組付け時の基板干渉や未実装などのミスを未然に防止できました。
第三に、窓口一本化による工数削減です。お客様側で発生していた「設計会社・実装屋・板金屋・ハーネス屋」との個別調整コストがゼロになり、開発リソースを本業に集中していただけました。
まずはご相談ください|仕様未定・設計データなしでも対応可能です
弊社では「こんな機能の機器を作りたい」「現行品を改良したい」といったアイデアや構想段階からご相談を受け付けています。設計データや仕様書が揃っていなくても、専任技術担当者が直接やり取りを行い、開発要件の整理・仕様決定の段階から伴走します。
他社に断られた案件や、条件が整っていない案件こそ、まずHSETへご相談ください。お問い合わせはこちらからどうぞ。 https://240search.net/contact
まとめ
プリント基板の製作を一貫対応で依頼する主なメリットは、工程間の横持ち時間を削減してトータルリードタイムを短縮できること、窓口を1社に一本化することで調整工数を大幅に減らせること、そして設計段階から実装・部品調達の観点を盛り込むことで後工程のトラブルを未然に防げることです。
弊社HSETでは、開発設計・アートワーク設計(CR8000・PADS・Altium・Allegro等対応)から部品調達・実装・ケース加工・ハーネス加工・完成品検査まで、プリント基板に関わる工程を一貫して対応しています。試作1台の極小ロットから中ロット量産まで、また設計データがない段階からでも対応可能です。
プリント基板の製作・改修・量産移行でお困りの場合は、お気軽にご相談ください。コラム一覧はこちらからご覧いただけます。https://240search.net/blog/
株式会社HSETについて
株式会社HSETは愛知県北名古屋市に拠点を置く、プリント基板の設計・調達・実装・完成品組立に一貫対応するBtoB専門メーカーです。専任技術者によるアートワーク設計(CR8000・PADS・Altium・Allegro対応)、国内外ネットワークを活用した部品調達、ICT/FCT検査を含む完成品納品まで、お客様の窓口を弊社1社に集約できます。仕様未定・設計データなしの段階からご相談を受け付けています。
お問い合わせ:https://240search.net/contact
よくある質問
設計データ(回路図・ガーバーデータ)がない状態でも依頼できますか?
はい、対応可能です。現物サンプル・手書きの仕様メモ・アイデアの構想段階からご相談を受け付けています。専任技術担当者が直接やり取りを行い、要件整理・仕様決定の段階から伴走します。
試作1〜2台の極小ロットでも一貫対応してもらえますか?
対応可能です。試作1〜2台の極小ロットから中ロット量産まで柔軟に対応しています。極小ロットはセッティング費の割合が大きくなりますが、量産移行時は単価を大幅に抑えられます。
入手困難な部品や製造中止品(EOL)が含まれている場合はどうなりますか?
弊社の国内外ネットワークを活用して代替品の選定・海外流通ルートからの調達を行います。調査工数・部品単価・リードタイムへの影響は内容によって異なりますが、まずご相談ください。
基板単体ではなく、ケース組み込みやハーネス加工を含めた完成品での納品は可能ですか?
可能です。ケース加工・ハーネス加工・FCT動作検査・完成品組立まで対応しています。実際の事例でも、基板製造から完成品納品まで全工程を一貫して担当しています。
設計図がない段階でも相談を受け付けてくれる受託業者の見極め方を解説します。持ち込み資料の状態別の対応可否・概算納期、初回相談に必要な4項目、断られにくい依頼の進め方を具体的に説明します。
「回路設計の経験がなく、図面も部品リストもない。それでも電子基板の開発を相談できる業者はあるのか」——この疑問を持つ担当者は少なくありません。結論から言えば、受託業者によって「相談できる起点」は大きく異なります。設計データが揃っていることを前提とする業者もあれば、構想段階から仕様化をリードして引き受ける業者もあります。本記事では、株式会社HSETが実際に対応している範囲をもとに、設計から小ロット製造までを一貫して任せられる業者を選ぶ際の判断基準を具体的に説明します。
設計図が揃っている場合:最短3営業日で動ける
路図・基板アートワークデータ・部品表(BOM)が確定した状態でご依頼いただける場合、HSETでは受領後すぐに製造工程の段取りへ入ることができます。設計データが揃っていることは「最短ルート」であり、受託の必須条件ではありませんが、工程の立ち上げが最も速くなるのは事実です。
設計完了(データ確定)から初回製造・納品までの標準的な期間は、部品調達を含めておおむね約3〜4週間が目安です。この期間は部品の入手状況やロット数によって変動しますが、お急ぎの場合は特急専用ラインを活用した短納期対応もご相談いただけます。
対応可能な基板仕様は、片面・両面基板から10層を超える高多層基板まで幅広く対応しています。実装部品についても、0402サイズの超微小SMD、通常のスルーホール(DIP)部品に加え、BGA・CSP・QFNといった高密度実装にも標準で対応しています。試作1台(1枚)からの極小ロット製造を受け付けているため、量産前の動作確認用途にも対応できます。
設計図がない場合、代わりに何があれば動けるか
設計図がない段階でも、HSETでは専任エンジニアがヒアリングを通じて仕様化をリードします。初回相談時に最低限ご用意いただきたいのは、専門的な図面ではなく次の4点です。
①実現したい機能(目的):「どんな課題を解決したいか」をひと言で表現できれば十分です。
②動作環境やサイズ制限:屋外・屋内、温度範囲、基板の収まるスペースなど。
③想定される試作・量産の数量とターゲット価格:数量規模とおおよその予算感。
④ご希望のスケジュール感:納品希望時期の目安。
この4点が共有できれば、手書きのメモやアイデアベースの話からでも、HSETの専任エンジニアが回路設計・部品選定へ翻訳し、具体的な仕様へ落とし込んでご提案します。現物・手書き構想図・仕様メモ・データシート・既存品の写真など、手元にある資料はそのままお持ちください。それらを起点に確認を始めます。
他社に断られた案件で、HSETが最初に確認すること
他社から断られる主な理由は「情報不足」と「小ロット対応外」の2つに集約されます。HSETではこの両方に対応するため、断られた案件のご相談も歓迎しています。
他社が断った案件をHSETがお受けする際、最初に確認するのは「製品化の目的(何を実現したいか)」と「想定する使用環境」の2点です。この2点が共有できれば、設計方針を立て、受託可否と概算スケジュールをご提示できます。
一方、HSETでも明確にお断りせざるを得ない条件があります。①生産終了部品の指定があり、代替品提案を一切ご承認いただけないケース、②ゼロからの設計と製造を数日で完了してほしいという物理的に不可能なスケジュール、③試作・小ロットに対して数万台規模の量産品と同等の極端な低価格を求められるケース、の3点です。
これらに該当しない限り、図面がなくても、部品が未定でも、HSETが仕様化から引き受けます。「目的」と「大まかな納期・予算感」さえ共有いただければ、次のステップへ進めます。
持ち込み資料の状態別・対応可否と概算納期
以下の表は、持ち込み資料の状態ごとにHSETの対応可否と概算納期の目安をまとめたものです。納期はいずれも部品調達を含む目安であり、部品の入手状況によって変動します。

依頼の流れ
HSETへのご依頼は、以下のステップで進みます。設計図がない段階からでも、ステップ1から開始できます。
ステップ1:初回相談:「実現したい機能」「動作環境・サイズ制限」「想定数量・ターゲット価格」「希望スケジュール」の4点を口頭またはメモでお伝えください。手書き図・現物写真・データシートなど手元の資料はそのままお持ちいただけます。
ステップ2:仕様化・提案:専任エンジニアがヒアリング内容をもとに回路設計の方針・部品選定・概算費用・スケジュールを提案します。図面がない場合はHSETが仕様書のドラフトを作成し、内容を確認いただきます。
ステップ3:設計・アートワーク:確定した仕様をもとに回路設計・基板アートワーク設計を進めます。HSETは自社でアートワーク設計部門を持ち、主要CADに対応しています。
ステップ4:試作製造(小ロット対応):試作1枚からの製造に対応しています。0402サイズSMD・BGA・CSP・QFNを含む高密度実装も標準対応です。
ステップ5:検査・納品:製造後に検査を実施し、納品します。設計データ確定から納品までの標準期間は部品調達を含めて約3〜4週間が目安です。
設計図がなくても相談できます——まずは4項目をご用意ください
HSETでは、回路の要件や部品選定が全く固まっていない段階からのご相談をお受けしています。「実現したい機能」「動作環境・サイズ制限」「想定数量・ターゲット価格」「希望スケジュール」の4点をご準備いただければ、専任エンジニアが仕様化から対応します。他社に断られた案件も、まずはご相談ください。
お問い合わせはこちら:https://240search.net/contact
まとめ
設計から小ロット製造まで一貫して相談できる受託業者を選ぶ際の核心は、「どの段階から受け付けてくれるか」と「試作1枚から対応できるか」の2点です。
HSETでは、設計データが揃っている場合は確定から約3〜4週間での納品を目安とし、設計図がない場合でも「実現したい機能」「動作環境」「数量・予算感」「スケジュール」の4項目があれば仕様化から着手します。手書きメモ・現物写真・アイデアメモなど、手元にある資料がそのまま起点になります。
対応不可となるのは、代替品提案を一切拒否する生産終了部品の指定・物理的に不可能なスケジュール・小ロットへの量産同等価格要求の3条件のみです。これらに該当しない限り、図面の有無にかかわらず対応できます。
株式会社HSETについて
株式会社HSETは愛知県北名古屋市を拠点とし、電子基板の開発設計から小ロット製造までを一貫して手がける受託業者です。アートワーク設計を自社部門で担い、専任設計者が主要CADに対応しています。試作1枚からの極小ロット製造、0402サイズSMD・BGA・CSP・QFNを含む高密度実装、10層超の高多層基板に標準対応しています。
お問い合わせ・ご相談:https://240search.net/contact
コラム一覧:https://240search.net/blog/
よくある質問
設計図がなくても相談できますか?
相談できます。手書きメモ・現物写真・アイデアメモ・データシートなど手元にある資料をそのままお持ちください。「実現したい機能」「動作環境・サイズ制限」「想定数量・ターゲット価格」「希望スケジュール」の4点を口頭でお伝えいただければ、専任エンジニアが仕様化をリードします。
試作は何枚から依頼できますか?
試作1枚(1台)からお受けしています。片面・両面基板から10層超の高多層基板まで対応しており、0402サイズSMD・BGA・CSP・QFNを含む高密度実装も標準対応です。
設計データ確定から納品まで、どのくらいかかりますか?
部品調達を含めておおむね約3〜4週間が目安です。部品の入手状況によって変動します。お急ぎの場合は特急専用ラインを活用した短納期対応もご相談いただけます。
どのような条件だと受託できませんか?
①生産終了部品の指定があり代替品提案を一切ご承認いただけないケース、②ゼロからの設計と製造を数日で完了してほしいという物理的に不可能なスケジュール、③試作・小ロットへの量産同等価格要求、の3条件が該当します。これら以外であれば、図面がなくても対応できます。